サーベイリサーチセンター

株式会社サーベイリサーチセンター 様

名簿管理システム導入でよりセキュアな家庭訪問調査へ
ペーパーレス調査を目指す

IT化へ向かう調査技法

 サーベイリサーチセンターは創業40 周年を迎える全国規模の調査会社だ。 世論調査・市場調査・交通調査をはじめ、あらゆる分野を対象とした調査を行い、 従来の「調査」という枠では捉えきれない都市計画関連の業務や、コンピュータシステム開発、地図情報システム、 さらにデータベース・マーケティングなど幅広い領域にわたるトータルな対応を行っている。
 その中でも、iField( アイ・フィールド) を活用したシステム導入を行ったのは、全国ネットワーク部。 主に世論調査などの全国規模で調査を行う部署だ。今回対象となった技法は、家庭訪問型調査。調査員が調査対象者の家を訪問し、調査を行う。 調査の特性上、管理者は全国にいる調査員に調査対象者名簿を渡し、管理・調査していく。

60代~70代の高齢者でも使えるモバイルシステム

 調査対象者は1万人以上になる場合もあり、個人情報である名簿情報を担当調査員の管理下に置く必要があるため 個人情報を紛失する恐れがあった。さらに、従来では調査時に紙の名簿を担当調査員が持って出かけなければならず、調査活動には名簿紛失の危険が伴っていた。
 そこで、調査員へのセキュリティ意識向上への教育は十分行っているものの紛失のリスクを少しでも低減するために、システムでの管理を検討した。加えて、調査員の年齢が高齢であるということも懸念点としてあり、彼らも操作しやすいデザインで、セキュリティの担保が行える事がシステム選択の要だった。

家庭訪問調査にセキュリティ改革を

 iField は、家庭訪問調査業務が抱える2つの課題を改善できる。 1つは調査時の名簿情報の紛失リスク低減、2つ目は調査コントロールの効率化だ。名簿管理システムは、調査員自身の端末から担当分のみの調査対象者情報だけが確認できる。 もし、この端末をなくしてしまった場合、紛失後であっても、管理者が情報を今後その端末で閲覧できないように対応できる。 端末からの情報の閲覧は停止するが、紛失直前の情報は管理者が保有しているため、調査状況の情報を損なうこともない。 また、画面を表示したまま一定時間無操作であった場合、情報を秘匿できるなど細かな情報漏えい対応を行っている。
 2つ目は調査コントロールの効率化だ。これまで調査員は、調査した結果をまとめ、週に何度か管理者へ電話連絡していた。 この方法は、管理者と調査員のコミュニケーションは図れるが、多くの時間を取られてしまっていた。 今回のシステムでは、調査員が入力にした情報は、リアルタイムに管理者へ伝えられ、管理者での調査状況把握に役立っている。 リアルタイムに調査状況が分かることで、よりスピーディで適切な調査コントロールが可能になった。

モバイル環境を活かしたよりセキュアな調査へ

 今回のシステムの導入で課題になったのは、調査員には60代から70代の高齢者が多いこともありモバイル利用に比較的慣れていなかったという点だ。 この点を克服するべくUI を改良し、調査員の操作利便性を高め、完全ペーパーレス化に向かって努力している。
 また、名簿管理システムを社内の他調査への展開も考えているという。個人情報保護意識の高まりやプライバシーマーク取り消し事件など、 個人情報を取り扱うSRCは常に危機意識を持ちながら、日々の調査に取り組んでいる。モバイルだけでなく、ウェアラブルへの取り組みも進めており、 セキュアで新しい形の調査技法への挑戦を続けている。
 (2015年3月取材)

システムのポイント

  • 60代~70代の高齢者でも使える操作しやすいデザイン
  • 調査時の名簿情報の紛失リスク低減
  • スピーディで適切な調査コントロール

お客様プロフィール

株式会社サーベイリサーチセンター

私たちは、世論調査・交通調査・市場調査をはじめ、あらゆる社会調査を行う、総合調査会社です。
 1975 年の創業以来、多様化・複雑化する情報化社会のなかで、 リサーチのプロフェッショナルとして的確に情報を収集・解析し、幅広いニーズにお応えしてきました。 それは、よりよい社会をつくりたいから。人々の暮らしを豊かにしたいから。 これからも、誰もが心地よく暮らせる社会づくりに、“ 情報” を通じて、少しでも貢献できればと考えています。

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