東京ガスの地域冷暖房事業を行う東京ガスエンジニアリングソリューションズは、電力・ガスなどのエネルギーを総合的に有効利用することにより快適な都市空間・住空間づくりを行っている会社だ。iFieldを導入した経緯について、カスタマー技術部 副部長 望月義貴氏は、「障害発生時や定期点検などの施設管理をこれまでホワイトボードに手書きしている状態で、見た目が良くありませんでした。当時、報告書作成のシステムは別途ありましたが、他システムと連携が取れていなかったり、操作性が低かったりと、あまり活用されていませんでした。

iFieldの管理者用のサイトは地図部分が大きいUIで、状況別のアイコンが設定でき、現場担当者から送信される位置情報とステイタス情報で、瞬時に全国の現場の様子が把握できるようになりました。また、障害などのアラートを発信する既存システムとの連携も可能となり、『障害発生・メンテナンス―対応―終了―報告書提出』までの一連の作業が、iFieldを中心に、これまでよりもスムーズになりました。」と語る。

また、iField導入にあたり70インチの巨大液晶を2台導入した。大きな画面で視認性が高く、現場の状況をすぐに確認できる。見学へ訪れるお客様にも、しっかりとした管理体制のアピールにもなり、これまでよりも評判が良いという。
今後もiFieldと既存システムとの連携を強化しつつ、より現場の人が使いやすく価値の高いシステムを目指していくそうだ。

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