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2016年01月6日

年始のご挨拶

旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

今年はオリンピックイヤー、夏にリオデジャネイロでオリンピックが開催されます。
それが終わればいよいよ東京に引き継がれ、2020年東京オリンピックへの意識が 更に現実的に感じられることと思われます。

時は遡りますが、1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックの開会式に現れた ロケットエンジンで飛行する人の姿は、これから来る21世紀とはこんな世界になるんだろうか、 というセンセーショナルな映像として鮮明に記憶に残っている方もいらっしゃると思います。

そして、21世紀になって16年目となる今年、 現実として生きる21世紀は思ったほど未来感がない、 という感触をお持ちの方も多いかもしれません。
アニメや映画で観た想像の21世紀がここにあるわけではないかもしれません。
しかし、この2、3年でクルマの自動運転、ドローンの実用化、ビッグデータ・ ディープラーニング・人口知能など “21世紀”的な技術が触れられるような現実感を持って姿を現し始めています。

これらの技術を大きく飛躍的に進化させたものは、やはりインターネットでしょう。
インターネットが、末端神経や毛細血管のように世界の隅々まで行き渡ろうと 伸び続け、リアルな世界と融合されていく様子というのが今の私達が見ている現在であり、 これからなのかもしれません。
インフラ技術が、それ自体の固有名詞としての言葉で語られなくなった時、 それは人々の生活にとって絶対に欠かせないインフラとして存在しているのではないでしょうか。

マルティスープのモバイル・位置情報・空間情報という地理空間情報技術は、 インターネットがリアルな世界に行き渡る際、現実と仮想の間にある壁を乗り越えるために 必ず必要になる技術です。

本格的なIoT社会を迎えるこれからの世界で、私どもが提供するサービスやソリューションで しっかりと仮想と現実を結び付けていくことにチャレンジしていきたいと考えています。

 “Field” と “Professional”

今年は、様々なプロフェッショナルな人々が携わる、様々なリアルな現場において、 「iField(アイ・フィールド)」「iField indoor(アイ・フィールド インドア)」といった 自社プロダクト、サービス、そしてそれらのコアな技術で提供するソリューションとして、 今までのその価値を大きく拡張できる技術を提供していきます。
2020年の東京オリンピックは、この時代に働く我々がチャレンジ可能な唯一の 自国開催オリンピックです。そして、日本という国にとっては、 ポストオリンピックの社会を創っていくための重要なターニングポイントになることでしょう。

マルティスープもこのプロセスの中で成すべきことを成し、ポストオリンピックを見据え、 日本だけなく海外のマーケットも含めたその可能性にチャレンジしていく所存です。

2016年も社員一同、技術、知識、想像力を磨き、皆様のご期待に応えられる会社として サービス、プロダクト、そしてソリューションをご提供できるよう精進して参ります。

皆様のご発展を祈念しますとともに、本年も引き続き、お引き立てとご愛顧のほど 宜しくお願い申し上げます。

マルティスープ株式会社
代表取締役 那須 俊宗
社員一同

nenga